社会人大学院のすすめ
リカレント教育の重要性が話題になっている。
そもそもリカレント教育って何?って思われている方もいらっしゃるかも分からないので少し説明すると、義務教育や高校・大学を終えて働くようになってからも、必要に応じて教育機関に戻って学ぶことができる教育システムの事です。
リカレント(recurrent)の英語の意味は、「循環」「回帰」の事で、要は「もう一度学校に戻って学び直そう!」てことです。
私自身は、マーケティングの仕事に従事していたのですが、はっきり言って、20年前に学んだマーケティングの知識だけでは通用しない時代になりました。人事・財務・営業などの他の業種に関しても同じことを感じている人たちはたくさんいる事でしょう。
特に課長職や部長職をしている中間管理職の方々は、その状況を目の当たりにしているのではないでしょうか?
「TV CMを大量投下して、広告連動で店頭占拠して、販売拡大させよう」
間違いとは言いませんが、もしそんな指示をもらっていたり、代理店がそんなプランしかもってこない現状にあるのであれば、自力で突破口を開くしかありません。
「上司の指示も旧時代的、部下は優秀だけど保守的で新たな提案を持ってこない」
こんな環境に置かれながら、日々悪戦苦闘している中間管理職もたくさんいるのではないでしょうか?
自らの学び直しが必要です。
時代は大きく変わりました。
インターネット社会です。
「ブーブーギュー」といってインターネットを繋いでいた時代、12時からは「テレホーダイだ!」とか言っていた時代、自分のアバターを作って会話していた時代、ライブドアや村上ファンドの事件をハスで構えながら「あこぎな商売を」と揶揄していた時代、そんな時代から社会は大きく変わりました。
100%の確率で、恐ろしい回線速度を持った5G・6Gの時代がきます。顔認証の時代がきます。ECの時代がきます。自動運転の時代がきます。
準備できてますか?
年金も間違いなく下がります。老後2000万、いや4000万の準備はできてますか?
日本の国債やまもなく来る国際株式の暴落に対する備えできてますか?
おそらく資産税も、遠くない未来導入されるでしょう。資産運用問題ないですか?
大きく変わる社会への準備が必ず必要です。
厳しい時代を過ごしてきた、団塊ジュニア世代、就職氷河期世代、大変だけどもう一回学ばないと、また割を食う可能性があることを意識しよう。
2019年~2020年。大手企業のリストラが始まっている予兆に気づこう。
さあ、学び直しです。
「慶應義塾大学大学院経営管理研究科」「筑波大学大学院ビジネス科学研究科」「グロービス経営大学院」「ビジネスブレークスルー大学院」などたくさんの社会人・土日・夜間・オンラインの大学院がでてきています。
次回は大学院での学びについて考えてみます。